ぼちぼちBlog

ぼちぼちな日常をお送りします(笑)

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ヒトリゴト

なにも変わらない毎日。
他愛のない話をして、面白いとも思ってないのに、無理して笑う友人。
 
私は今日もあのそらを眺める。
 
 
 
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小学校から付き合いの五人の友達と、
いつものように中学校へ向かう。
 
分かるだろうか。
五人というわけは、二人二人になると、
どうしても一人がでると。
 
でも、あえて私は一人を選ぶ。
私は朝はどうも一人でいたいタイプらしい。というか、朝からの愛想笑いは疲れる。
 
つまり、二人三人になる発想は私にはないということ。
 
一度だけ、もういっそう一人で行こうかなと思ったことがある。
でも、『一人ぼっち』という言葉に怯えて、また今日が来ている。
 
本当私ってなんだろう。
 
『そういえばさぁ〜。
   美樹は、好きな人とか居ないわけぇ〜?』
『……。え』
 
『え。
じゃないよぉ〜。
もぉ〜。本当、私はアンタが心配だよ。』
 
『あはは。
私は……、、いないよ?』
 
『ふーん。』
 
つまらなそうに、五人のうちの一人
桐田 亜依 と名の彼女はまたどこかにいった。
彼女とは小さい頃からの友人て、
よく遊んでいた。
 
『いた』という意味は分かるだろう。
過去形。
 
小学校の高学年ぐらいに私は入院をした。
その間に彼女に何かがあったらしい。
 
退院して戻ってきた頃には彼女はすっかり
変わっていた。
友達と話すときも怯えながら…。
 
その事にまわりは気づいていないが…。
 
そのから、彼女と遊ぶことはいつのにか
無くなっていた。
 
『美樹、ぼーっとしないで!
着いたよ。』
 
『あ?
あはは。うっかりしてたよ。』
 
幸いにも彼女は、私を気にかけくれてる
ようで。
ちょくちょく話しかけてくれる。
 
私は古びた校舎をみて肩を下ろした。
ずいぶん古くなった校舎。
まるで時の変わりをすべて知ってるよ
とでもいうように…。
 
みんなとは少し違う一日が始まる。
 
 
私達が学校に着くのは早い。
家が遠いため早めに行っている。
 
ほかの六人とは見事に別のクラスなのだ。
 
教室にいくと、いつも誰もいない。
私はこの時間が一番好き。
自分の席に着き、荷物をおき机に顔を
うずくめる。
 
かぜがそよそよと教室に入ってくる。
静かな教室に時計の音が響く。
 
 
そして、少したつと荷物をもち教室を出る。誰にも見つからないように…。
 
屋上に行くのだ。
初めは行っても開いて居なく